

妊娠中の脚の悩みに──時期ごとに使い分ける弾性ストッキングのすすめ
妊娠中は、ホルモンの変化や子宮の拡大により血流が悪くなり、足のむくみやだるさ、下肢静脈瘤などのトラブルが起こりやすくなります。特に立ち仕事や長時間の移動が多い方にとっては、毎日の不調に悩まされることも少なくありません。
こうした悩みに対して、妊娠中のサポートとして注目されているのが「弾性ストッキング」です。今回は、妊娠の時期に応じた選び方と着圧レベルについてご紹介します。
20 mmHg ハイソックスタイプ
妊娠初期は、つわりや体調の変化で思うように動けない時期ですが、実はこの段階から血流の変化は始まっています。まだお腹のふくらみは目立ちませんが、静脈還流のサポートを早期に取り入れることで、その後のむくみや静脈瘤の予防にもつながります。
この時期には、足首を中心にサポートする20 mmHgのハイソックスタイプがおすすめ。圧迫力は中程度で、朝から夕方まで快適に着用できます。
30 mmHg ハイソックスタイプ
お腹も少しずつ大きくなり、足のむくみや疲労感を感じ始める方が多くなる時期です。長時間立っていると「靴がきつくなる」「脚がズーンと重だるい」などの症状が出やすくなります。
この時期には、30 mmHgのしっかりした圧力のハイソックスが適しています。血液をしっかりと上へ戻すサポートが強化され、1日の終わりまで脚が軽やかに保てます。
30 mmHg マタニティモデル(お腹を締めつけない設計)
妊娠後期は、子宮の重さがさらに増し、下半身の静脈圧が一層高まる時期です。下肢静脈瘤や夜間の脚のつりなどが起きやすくなるため、強めの圧迫が必要になります。
ただし、この時期に最も注意したいのは**「お腹を締めつけないこと」**。そのため、腹部をゆったりと包み込むマタニティ専用設計の30 mmHg弾性ストッキングが理想的です。腹部には圧迫をかけず、下半身の血流をしっかりサポートします。









ストッキングの革新:
マイクロカプセル化されたオーガニック アロエベラとビタミン E が、着用時に肌に潤いを与えます。
これまでの弾性ストッキングではチクチクしたり、カサカサを感じる敏感肌の方向けの医療用です
素材: 42% エラスタン、41% ポリアミド 17% ポリアミド

